人気ブログランキング | 話題のタグを見る

石鎚 雄町 ~ 0-0へ鉄槌





今回久しぶりの清酒、
そして断崖絶壁の日本代表二戦目、ヴァーサスクロアチア。
最近トンと夜に弱いわたくし、果たして試合終了まで睡魔に打ち勝てるか、

とは言え、この日の酒盛りだけは必須。

気合で購入は池袋東武デパート、噂に聞いて初めて覗いたところ、
あるわあるわ、高級酒もずらり。そしてまたこの日は父の日ということもあって
角々から蔵元が一押しの試飲を次から次と、感動物があればそれもよしだったが、
今ひとつ決め手が無かったので、
陳列から目を引く雄町の文字に、こちらで決定。

石鎚  備前雄町純米 槽搾り
石鎚酒造株式会社

愛媛県、西条市より


石鎚 雄町 ~ 0-0へ鉄槌_f0052956_16411367.jpg


ちなみに石鎚山と言えば、
深田久弥の100名山に四国としては僅か二山のうちの一つ
お遍路の土地柄、霊峰としての認知度も高い。

話を戻して、石鎚、
純米ながらも、味わい抑え目で、雄町らしい米の味がどどんと来るかと思ったら
案外さっぱり、特に欲張り症で最初はきりっと冷やしたので、
またことさらさっぱり。
しかしさすがの人気米で、淡麗とは言いきれない、微妙な複雑さを感じる。
甘みも独特の雰囲気で、口の中で直線的に伸びず、両の奥歯の後ろまでわっと来る味わい。
久しぶりの痛飲で、めろめろになりながら応援したワールドカップ、
石鎚 雄町 ~ 0-0へ鉄槌_f0052956_1642211.jpg



川口の根性に目頭が潤み、
誰が入っても1ゴールのあがらないフォワード陣に、膝頭を掴む。

幾ら温情でも、ブラジルも負ける気ではないだろう。
次で最後の試合かも知れないが、静かに見守ろう。
たった一度でいいから、ファインゴールでネットを揺らすシーンを待ちたい。
by c7 | 2006-06-19 16:45 | 美酒


<< 甲斐駒ヶ岳 ~ 薄靄の長丁場 新食感、~ 我が家の朝ごはんリ... >>