新しいチーズ卸しを買ったので
ではでは
念願だった
青い皿での白いパスタ
最近ではあまり機会が無いが、
もともと、ファルファッレなどショートパスタは好きな方だった。
今回はフジッリで久し振りのショートパスタサパー
実はクリーム使いのイメージを敢えて変更し、
ベシャメルソースを利用した。
目指したのはベタベタしないが、こってりと山系の味。
ベシャメルの用意までは、我が家ではラザニアを得意にする
我妻キョウコにお願いした。
後は適当なもので、白いけど、硬い、不思議なアスパラと、
椎茸のみを炒め、和えた。
ベシャメルを加え、フジッリの煮汁で伸ばしたソースの味は
なかなか良かった、
いや、実の所、結構良かった、
椎茸の滋味と、小麦とバターは重量のある味になった、
ところが色気を出した僕は
ここに少しばかり、トマトケチャップを入れてしまった。
トマトソースでさえなく、トマトケチャップ・・・
たったそれだけで歓迎されない酸味と、独特のケチャップ臭が。。。
ケチャップは嫌いではない、
ケチャップトーストも定番だし、
ケチャップスープも進んで作る、
ただ、
このパスタに
トマトケチャップは、蛇足だった。
間違えた足し算は引き算よりも悪し。
卑下するほどには不味くは無かった、
アスパラも期待していなかった食感がしっかりとあり、
フジッリのアルデンテも、オリジナリティーのある味だ。
出来上がりの味よりも他に得るものが多かった今回の料理、
ベシャメルは使い勝手がありそうだし
きのこは肉、魚に劣らない、第三の食材だ。
そしてシンプルさを疎かにしてはいけない
引き続き
失敗と、そして偶然から教わることは多い。