20150118 誕生日翌日イタリアン



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では遅まきながら、
1/18の日曜日の事

“ゴリエがやってた”、と言うと話が早い
チアダンスなんてのを娘がまあまあ楽しくやっていて
その大規模な大会の、最初の地方予選ドリルつのが、この日有明で開催だった

前日は嫁の猫さんが誕生日だったが、気もそぞろ、お祝いの余裕でも無い、とのことで

この大会が終わった日曜の夜ささやかなディナーを用意した


”初挑戦”でも、“凝りに凝った”でもないけど
たまにはこちらにお料理記事も書いた方がいいかと、勝手な使命感もあり
アップします


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1,2年前一度、娘と一緒に作ったピッツァ。
ナポリ風とはいかないが、
その時の感想でも、変なもんが入ってない自然な味とは思った

基本でいて、クラシックな、マルゲリータ
焼き魚用(?)グリルで焼くので形は扁平です、個人的には丸い方が好きだけど。

カプレーゼ、これはバジルのバッツも使って

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この日の晩食はしばらく前にモノは試しで作ってみた、ミラノ風ドリアに集約されるお約束で

名前だけイタリアン、の代表格のナポリタンを作ってみたが、
おちびはピーマンが食べられない、
おまけにウィンナーを入れることになぜか躊躇ってしまい、結果インチキな、もはやただのスパゲティー

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敢えて言うならケチャップゲティー。


そして米入れて作るドリアですから、日本人にとってはある意味メイン。

ミラノ風ドリア(江戸前寿司って言って、カリフォルニアロールが出るようなもんだろう)

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この食事に、赤ワインはポイヤックの名に惹かれてジャケ買いした
CHATEAU BELLEGRAVE

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フランス・ボルドーより




ヴィンテージ2010とそこそここなれてるかと思ったが、
酸味強め、タンニン控えめ
カベルネ主体とあるか、この主体って言葉がミソかもしれない
カベルネのワインとは言い難い感じの味だった。
けど、酸化して全滅したワインの弔いの為には十分だったですね

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これを、おれ半分、よめ半分で完飲す。

最近めっきり酒の弱くなった、とおっしゃる猫さんだが。
なんの、まだまだいけますね
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# by c7 | 2015-02-06 12:40 | 家ご飯

弔い酒2015 但馬の酒





親父の火葬も、つつがなく終わった
お骨も家に帰って、ひと段落し、



東京の我が家でも、お弔いをしめやかに


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いわゆる灘の生一本
竹泉 純米吟醸 雄町
兵庫県、但馬より

雄町だけど旨口によ寄り過ぎず
どちらかと言うと、酸が爽やかにワイドに入る
あてずっぽうに買ったけど、いい酒だった

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まだまだ整理することはあるけど、

今ひとたびはここで親父の他界にも一息ついたか
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# by c7 | 2015-02-02 13:17 | 美酒

愛猫ニコからの手紙~父の死、新しい仔

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あちこちで書き散らかしているし
少し整理して、
まとめようと思います


わが家では昨年秋、約9年一緒に過ごした
それこそ娘より先に迎えた雌のソマリ、
ニコと言う猫を亡くした。

それはもう悲しみで一杯で、
思えば無駄な酒さえもかなり飲んだ、
なんにもならないのに他に何も出来なくて。


心の拠り所にまた新しいネコをすぐにとも考えたが心が無理だった
ニコの思い出が寄せて、
悲しいならそれも大切にしようと思い
しばらくは遺骨に花を供え線香を添え、

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写真を眺めて日々語りかけた、ちょっとイタいけどわが子を失ったかのように接した。

それから3か月過ぎて、娘もようやく新しいネコを迎えたいと言い出してくれた。


そこには費用的な問題も勿論有ったし、
それと同じくらいそれ以上、殺処分される動物にも関心が起きた、
これは北海道で猫の保護に懸命になっているホストの人が発信した
“ありがとうわさびちゃん”と言う本、ブログ、ネット画像サイトに感銘を受けたことも大きい。
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それらの余波からかは知れないが、あちこちで猫の引き取りを願う家族が増えているとのこと。

小さな努力かもしれないが、僕もそれを信望する気になった



そんなわけで、
ニコの後釜として新たに迎える仔猫たちは繁殖された販売用の猫ではなく
救護されシェルターで暮らしている猫たちと決めた



去る 1/24
土曜日
そのシェルター施設に行ってきた。
簡単には考えるまいとそれは慎重になるつもりだったが
心無しか思っていた多頭飼い、それに答えるようにケージに収まった二匹の雌猫を見て
娘が、この子しかいないと他には目もくれない、

ちょっと、まだらの、顔も黒いネコだけど、それでも可愛さは満点だった。

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その子たちを迎えようと決めて、


そのとき連絡で父の死を聞いた。

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高齢だったし、死期が近いのは昨年からわかっていたので、
慌てることは無かったが、
それにしてもなんと言う巡り合わせ

生まれ変わりでも何でもないのは承知でも
それにしても偶然にしては出来過ぎのタイミングに
悲しみも喜びもこもごも。

敢えて言えば死も近かった親父の、
命日も必ず忘れないようにこの猫たちもいてくれたような気が・・・ああ、ちょっと感傷的だな。


いずれにしても印象深い、新しい仔猫たちの、家族の一員になった日だった



帰宅後は、すぐはかまえるでもなく、
しばらくはピアノの後ろに隠れてちらっとも出てこなかったが
翌日からは少しずつ探検しに現れ、
もうすっかり冒険野郎になってきました

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ピアノの上のメトロノームをぶった押し、
カーテンにぶら下がりテレビ台の裏で駆けずり回る

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その全てニコが初めて我が家に来た9年前が、走馬灯のよう
その可愛さにハートに灯がつくよ!


美人さで言えばニコは100万倍だけど
それでも新しい、
ココ、チョコ、と名付けたこの仔猫たちも
見ているだけで嬉しい。

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この子たちの為だけでも生きていける気がする。


勿論娘も嫁もですが・。


今度は人見知りだったニコみたいにさせないためにも
どんどんゲストを招いてみようと思っています、
猫が苦手じゃないのなら、ぜひ一報下さい

スパゲティーとピッツァとラザニア作ってお待ちするので


一度ワイン持って遊びに来てください!


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# by c7 | 2015-01-26 21:45 | niko

謙信 ~ 糸魚川純米吟醸





先のワインの失態を、言い訳するまい。
その昔、
少々スカしたワインを定期的に買って
うちで保管するという、なんか甘美な響き、に誘われ
新婚当時ワインセラーなど買ったものの
そもそもワインにだけ固執しているわけでも無く、
日がなビールだウィスキーだ、だのと
セラーの新陳代謝はすこぶる悪い、
まして子供が生まれてからの台所事情は芳しくもなく
セラーに保存するほどのワインにも恵まれず、

つい冬場に抜いてしまったコンセントを
刺し忘れた結果。
別途で書いたような哀れな不始末、
思えば貴重なワインもあったが。
ほとんど流しにどぼどぼどぼ


もちろんそれは12月31日の事
宵越しの酒がなんもねえでは年も越せねえべらんめえ畜生め
と言うわけでもちろん保険は掛けときました

謙信 純米吟醸
新潟県 糸魚川市

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池田酒造より


旨口系で、好み。
これはジャケ買いで成功したかもしれない

温燗あたりがお勧めのようだが冬の室温でも非常にしっくりした
程よくキレがあって飽きない味
果実味と言うかフレッシュさが最初に来る

四合瓶を31日、元旦と、
上さんと二人で飲んだ。

小中らには少々物足りない量だけど
これも節度を知り、足るを知れ、
のタオを教えと頭を垂れて、

20142015ゆく年くる年。
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# by c7 | 2015-01-05 19:22 | 美酒

田中森一 ~ 性善説性悪説







つい先日、その生涯の幕を閉じた
バブル時代を駆け抜けた闇の紳士達の守護神。

の名目で出された本を読んだ、
著者田中森一。
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何故読んでみようと思ったか覚束ない、
もとより経済にも経済犯罪にもそれほど興味はないのだし、

一点、汚れ者、落伍者と言う符号なら自分も持ち合わせている
これを探るに足る本なら読後感もまたあるだろうと思った。

が。



この著者の、元特捜検事そして弁護士の後、
詐欺事件(冤罪を主張)で4年超の実刑判決、服役を経た
波乱万丈の人生は
長崎の貧しい漁村から始まる。

逆境をばねに、苦学し、夜学に通い、学んで立派な人間になりたいと願う。
また、その息子を送り出す漁師の父親の描写には
正直目頭を熱くし、歯を食いしばって読むような思いもさせられた、
ものの、

田中青年がやっとの思いで岡山大学に入学して直後から、
すぐにもその危険で粗野な正体が晒け出されてしまう

齢60を過ぎて著したこの本は確かに淀みなく、
一見整然とし、田中森一と言う人間を正確に現しているようだが、
どうしてもきな臭さを禁じ得ない


人間は、強くもあれば弱さもあり、
人情にもろいと言いながら、冷酷に他人を処断する
カネに清廉な時もあれば、武者ぶりつくほど浅ましい時もある

その時々をこの人は自分の都合の良いように表現しているように見えた。

法曹界の意義はドブさらい、盗人にも三分の理
と気骨を露わにするが、
特捜検事時代には大層権力を笠に着た風に思えるし、
大物ヤメ検として弁護士に転身してからは
汚い真似はしていないというものの
成金さながら、昔の貧しさの反動のように金にまみれる


ヤクザは必要悪、法律を守るだけが人間ではない、
と公言しながら、しかし“正義”を声高に語り、論語に心酔する。

ちなみに僕が与する老子の道徳経(タオツーチィー)
と孔子の論語は決定的に違う、根本が違う。
儒教として日本でも論語は長く広く支持されているが、
個人的にはタオにこそ隠された処世訓があると信じて止まない

愛すべき酔っ払い詩人ヘンリー・ブコウスキーの詩の一片を借りるならば
”つまりは平和を説く者が一番平和から遠い、愛を説く奴には愛が無い
正義と言う奴が、実は最も世界を不平等なものにしている“


田中森一が悪人であるかは問題でないが
彼自身が自身のちり芥を知り、その上で論語を隠れ蓑にしていたと自覚していたなら、
これは
重罪だと思う。


人間は悪でもあるし善人でもある。
それでもいいし、それはどちらでもいい。
ただし
悪人であれ、文章を残すならば潔くなければならない。
欲得で自分を美化するのは恥ずべきことだ
その罪を、この人は犯したのかもしれない
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# by c7 | 2014-12-08 21:20 | 愛読愛聴