<   2009年 04月 ( 14 )   > この月の画像一覧

裏通りを歩く ~ バナナ





前回、前々回の
音楽について、
熱過ぎる語りのくだりの後、
クールダウンかチルアウトか!?

我が家で出されたバナナは

f0052956_12233820.jpg



それはまるでベルベット・アンダーグラウンド



f0052956_12235667.jpg


そしてそのタイトルは & nico


f0052956_1227071.jpg


美しすぎる冗談を
我が家の猫さんは知る由もあるまい。


ワイルドサイドを歩くべ
[PR]
by c7 | 2009-04-30 12:26 | 家ご飯

ミシカ ~ その続き



f0052956_12292074.jpg



忘れていたほど長い間、気にしてなかったミシカの歌声はずっとずっと成長してた。音楽を聴いて無上の喜びを感じるとき、本当に幸せだ、素晴らしい音楽を伝えないではいられない。自身、長い目で見れば音楽を聴く欲求はだいぶ下降していて、この頃で言っても読書傾向が強かった。風呂場のラジオも壊れて久しい。昨年は仕事で車も随分運転したが、若い人員の補充で、車から流れるFMの音楽にもご無沙汰だった。それがしばらく前に港までの運転中、歌が始まったとたん、ボリュームのつまみを一周程ぐいと回した。その曲は先月リリースされたミシカの久しぶりのフルアルバムの、代表曲、”ABOVE THE BONES"だった。一曲全開で聞いて、帰ってすぐに検索すると発売は3月の4日・・・初回分は、別ジャケットの、二曲ボーナス・・・大型店では間に合うまいな、と思いながら、先週、数寄屋橋のHMVで、スカスカになったミシカの棚から、初回限定版を手に入れた。黒いピカソ、黒いジョン・レノン、など、白人を例えにした黒人アーティスト(失敬な話だが)は、聞いたこともあるが、”白いボブ・マーリー”のコピーには、なんとなくにんまりとさせられた、ミシカの鮮烈なデビュー。しかし少年時代のほとんどをボートの上で暮らしたと言う彼にとっては肌の色はそれこそ関係ないのだろう。ミシカに国境は無い。ジャマイカン・ミュージックの印象は強いがギターの旋律はなんとなくハワイを思わせ、サーフミュージックと評した人もいる。アングロアメリカにたとえても、中西部のカントリー調でもある、また、ボブ・マーリーとよく似た声音、声調は、遠くアフリカにも共通するし、イギリスにおいても70年代から80年代、親和国ジャマイカの音楽は、スカ、レゲエと広く浸透していた、事実ボブの父親はイギリスの白人だ。英語ではあるが、真のワールドミュージック。そのミシカ、とにかくボブ・マーリーの再来と取り上げられるが、思えばファーストアルバムは弾き語り風のアレンジが多く、レゲエや、ルーツミュージック風でもなく、むしろ今回のアレンジのほうがギターのカッティングなども、より、レゲエらしい。中音域の割れた声もボブらしいけれど、実は、この3rdアルバムを聞いて、ボブと、ミシカの違いが感覚的にだが、すごくストレートに伝わってきた。詩の内容もメロディーも、他人とは思えないほど共通するのは間違いないが、バラードにしても、アップテンポな曲であっても、ボブ・マーリーの歌はすごく安定していて精神的にもゆるがないのが想像出来る。ところがミシカの歌は、と言うか、彼には心の揺らぎみたいなものがあるように見える。不安や、未解決なものへの憂い、実のところ、真の愛の姿はまだ分からない、と言う叫び。その心の揺らぎが、ミシカは本当に本当の人間だと感じさせ得ないのだ。ボブマーリーは超人としてそれはそれでいい。政治的な物言いも出来たし、銃弾にも負けなかった。その彼の唄は今も支えになる。しかし、今この時代を生きて、共に進んでいる人としてのミシカは、物凄くかっこいい。勿論ボブの魂を誰よりもしっかりと継いで、そして自分の歌で唄っている。この国ではヒップホップを語る若者が、”ジャーに無敵のマイク預かり” ”バイブスは満タン”などと、気軽く引用するが、その一方で”開けろドンペリ”などと言ってるのをみると、ラス・タファーライの心など一つも無いに等しい、まだまだこの島のミュージシャンにもわけの分からない人が多いのかもしれない。今見ればミシカのデビュー当時の姿
f0052956_12301033.jpgf0052956_12302866.jpg














は、確かに若さに満ちているが、金髪のドレッドロック、がんじゃの甘い吐息もかぐわしい写真。すべて、信念に基づいた男の面だ。さまよいながら生き、そしてだからこそ唄う彼の心に、ジャーはきっと住むだろう、そして10年たった今のミシカの姿の自然さに正直驚いた、憑き物のような宗教は消え、ひたすらアーシーな振る舞い、そして歌、なおボブに近づいた音楽、これが現代の奇跡で無いなら、もうこの世の中に奇跡は要らないとさえ思う。
f0052956_1230544.jpg


今の時代、ボブ。マーリーを語るのも少々野暮ったい、実はそう感じていた。ラスタファリアンも一種の宗教家ではあるので、信望したくは無い。だけど、ボブの詩集、”バイブス”には途轍も無い愛があって、恥ずかしくも、しかし憧れた。多くの音楽家が尊敬し、それでも近づけなかったボブ・マーリーに、ミシカはすごくナチュラルに同化していっている。21世紀の美しい人、真実の地球の人、ミシカは決してボブの受け売りでは無いと感じる。ミュージックや詩に精霊があるのだとすれば、それが原初のイディオムだと思う、価値を創る前の美しい宗教が音楽にはきっとある。

[PR]
by c7 | 2009-04-27 12:36 | 愛読愛聴

ミシカ ~ 奇跡の人、大地の子

言いたいことは山ほどあって
草稿も書いた、それは次回
まずは


骨まで届くmishkaの新譜、アルバムタイトル曲

アバゥヴ・ザ・ボーンズ




[PR]
by c7 | 2009-04-26 00:03 | 愛読愛聴

いつも心に日本刀 ~ そして決して抜かない





我が家でもブームの
磐音に便乗して

危険な画像をプレゼント




f0052956_12121428.jpgf0052956_12123577.jpg


























































































我妻、猫の生まれ変わりは
眉をひそめる
顔をしかめる
口をきいてくれなくなるので

部屋には飾っていないが、


f0052956_12125217.jpg


いつも心に日本刀
和泉守 藤原兼定

勿論観賞用ですが、

ただ、切れないけど刺せるので


f0052956_12131594.jpg


やっぱり押入れ保管
[PR]
by c7 | 2009-04-23 12:16 |

フランス亭 ~ ステーキ食べたい症候群








一般的な家庭で、どれほどの頻度で肉がメインディッシュになるものか
知らない者です、

確かに皆さんも家庭でもそれほどでは無いかもしれない。
我が家もそちらの部類で、一週間肉を食べないことはほぼ当たり前で、
生肉を買って来て焼く、と言う素晴らしくウェスタンは行為は節句に一度位、がアベレージ。

餃子もたまには、パスタにも時には肉、

それでも、肉をそのまま焼く、
突然それがどうしてもしたい、
堪らなく肉をこの歯で噛み切りたい、
何故かそれがしたくて我慢がならない

人間だもの、
そんな日がありまして、

それの突如襲った、日曜買出しPM1:00
イオン東雲、しかも娘は熟睡、
千載一遇
のチャンスに
そこにあったのは
     




                  フランス亭・・・!






ステーキの味について品評するほどの舌でも無いので、
どうこういう気はございません。



f0052956_12472187.jpg


先に言っておくなら、
この画像は、だらしないアイスクリームのようでは。。


我が妻キョウコが注文したのは
サイコロステーキ

f0052956_12474450.jpg



共にお値打ち、
それに肉も案外美味しいような気が。

ステーキについて味の云々を知り得た者ではありません、

ただ、思い出で言うならば

いつかハワイのチャックスステーキハウス味わった
サーロインの赤肉、
肉と言えばこれほど肉肉しい味も無いと思った。
我が家が一時傾倒した、
クア・アイナのハンバーガーパテ、
これも同種の味だった。

あ、それもハワイか
[PR]
by c7 | 2009-04-20 12:51 | 外食

スペインワイン ~ ごった混ぜ葡萄





昔も時たま利用した、日西商事なる会社運営の
酒場兼、ボデガ

のスペイン・バル 
ボデガ・デ・サリア


に、転居後、帰宅の足で立ち寄った。
店内に入るとボデガは前よりも俄然賑わっていた、
それ程の味では無いし、造りは安普請この上ないのだが
料理はかなりスペインっぽく、そして安い。
何より、この店で販売しているワインなら
販売価格に3割上乗せすれば、店内でサーブされる。

要するに不景気時代にマッチっちゅーこっちゃな。番頭はん。

しかしこの日はボトルを一本購入しまっすぐ帰宅、

この店の売り、の
スペインワイン



f0052956_12401451.jpg

ピリオネス メサチェ ソモンターノ ティント

スペインアラゴン州より

はっきり言ってボトル買い
価格も勿論こなれ、なので。

しかーし裏のラベルを見てみると
こんなにセパージュのごった混ぜのワインも久しぶり
と言うか、買うのは初めて。
なんか雑な感じはどうでしょう?
実に臆病もんのわたくしはどっちかって言うと
100%のほうが安心なんだが、

スペインは好きだ、ラテンは好きだ
エチケットも好きな感じだ。
と、不安材料は問答無用、

晩酌に頂きました、
悪くはないものの、
やー若いこと若いこと、
歯茎にすわっと吸い込まれる感じ
どちらかと言えば、濃密な感じで、色グロな若者
この日も寒かったし、
暖めてホットワインでも良かったかもしれない。

今日のご飯は
たらのグリル

f0052956_1240345.jpg


IKEAでおまとめ買いした、青い皿で頂きます。
この色に若干首をかしげる家人に、
”クリームパスタを作ってこれに盛るから、買っとくれ”
と、お願いの選色。

グリーンピースご飯とかも似合いそうな気がすんのは
錯乱気味?
[PR]
by c7 | 2009-04-16 12:41 | 美酒

陽炎の辻 ~ 時代劇の似合うお年頃








f0052956_1236323.jpg


では、
NHKでも人気爆発の(多分)
テレビシリーズ
”陽炎の辻 居眠り磐音 江戸双紙”

原作は膨大な多刊の長編となっているので、
これのテレビ版は程よく掻い摘まれているものの、
違和感は無い、がしかし、やはり原作を読んだ者にとっては若干すっ飛ばされてる感もある

大雑把な印象で言うなら、原作は愛も青年の志も武芸も一様に重いが、
このテレビシリーズの方は、反してやや軽い。
江戸の人情物の趣きだろう

坂崎磐音役の山本耕史は、それらしくて
適役であることは否定しない


f0052956_12362839.jpg



が、
おこんは早々から磐音にラブコール風、
年番与力の笹塚孫一役の佐藤B作もやや軽薄
武三親分の高橋克実も、御用聞きにしては反してやや鈍重だ。
等等、
原作とはややイメージを違えるが、
それでも。この時代劇まあはいいだろう。

直感的にしか言えないんだけども、
今までの時代劇とは、比べても少々異質な感じもする。
前にも触れたが、原作に較べれば、確かに軽く、世話物風であり
重厚な戦後時代の話ともは隔絶する。
と言って、江戸時代の捕り物帳の類いでも、お裁き物でもない。
将軍や英雄物でも、無い。
気になるとすれば、恋愛模様にやや偏りすぎるが、
これも節目節目で起こる政治的な事件を忠実に取り入れてくれれば
バランスが戻るかもしれない。

そして、個人的にもっとも異質だと思ったのが
殺陣だった。
今までの勝新や(マツケン)が踏襲してきたようなものではない。
かといって、香港映画のようなかっとびなども毛頭無い。
決して質実では無いので、派手ともいえるが、外連味無いようにも思える。

剣術の真髄はもとより知らない現代っ子からしても、
なんとなく新しい気分で見る殺陣だった。




f0052956_12365799.jpg


すでに第二部も放映され、
第三部、日光社参への随行の一大事も今週末から放映される

小説には他にも多々素晴らしい時代物があるとは思うが
大長編の中で刻々変化し成長するこの青年の物語は、ものすごく個性的と言える

小説共々、心待ちだね



PS
しかしこのタイミングでこの記事だと
まるで宣伝

勿論NHKとは縁も縁も・・・












ありません
[PR]
by c7 | 2009-04-14 12:38 | 愛読愛聴

グラマシー ~ どこかで繋がるNYC






週末、いささか他事忙殺で、
磐音の件も渾身では書きたいものの不能

なので、
月曜ならせめて口当たり爽やかに

先日、我が妻キョウコのいとこが何人か我が家を訪れ
その時に
目黒に住む、キミヨゴナビーが、お土産に持参してくれた


グラマシーニューヨーク
イチゴのロールケーキ。
f0052956_12384999.jpg




甘くて滑らかで
極めつけは
どこを切ってもイチゴの断面、あら不思議。

美味しく頂きました。

ちなみに甘い物を
朝、食べるのは、以外に我が家のパターンになっている、




f0052956_1239871.jpg


コーヒーにケーキ、
午後三時のようだが、意外と朝のエネルギーには適している。
[PR]
by c7 | 2009-04-13 12:41 | 家ご飯

居眠り磐音 ~ 春なので痛飲男昼寝







知人でも愛読する人が意外と居ることを知り、
港区の図書館では、最新刊を予約すると
34人待ち、ということで
この人気は尋常ではないのかも、

な訳で
ちょっと雑記的ではあるが。

陽炎の辻
居眠り磐音江戸双紙

f0052956_12322413.jpg




現在でおそらく29刊目を出版
かなりの長寿時代小説と言えるが、風合いは軽く、
現代にも心情を投影し易い設定も敢えて長所と思う。
一冊ごとの重みは確かにない、が
3巻目だと記憶する、花芒ノ海では
旧藩を牛耳って、若い磐音たちをバラバラに引き裂いた、憎い老中に
動かぬ証拠を突きつけ、磐音が珍しく大音声で恫喝する場面は
胸が晴れると共に、男泣きさえ誘う

また、同時に引き裂かれた許婚が吉原に身を落とした後も、
想いは続き、
しかしあまりにも長い悲恋の末、
その姿を忍び、待ち続けた女性の想いに気付き、
愛は成就する。

まさしく青春と人生愛の物語が進む中
しかし直新陰流の磐音の弛まぬ剣達振りが、
小説を骨太にしてみせる。

著者の佐伯泰英曰く
現在に、希望の小説を書く糸口が無い。
それならば慣れぬ設定ではあるが、
江戸時代の青年に光明を託した、
こんなところだろう。

現代で言うならスーパーマン、のようなこの若い武芸家が、
しかし家督に悩み、恋に悩み果ては公儀にも翻弄されながら
堂々と生きる姿に憧れない男は今の時代いないだろう。

金と自己愛に邁進するような現代、
もっとも江戸時代も領袖政治ではあっただろう、腐った奴はいつでも居る
しかしその中でも
てやんでえ、と
啖呵を切って清々しい江戸だったのだろう
と、羨ましくもある。
市井の仲間を愛し、
そしていつ火事で焼け出されるか分からない庶民たちは
財を蓄することを知らない、宵越しの金は持たないのだ。





人間はいつも裸が美しい。





次号は続いて

ドラマ化された
テレビ版
陽炎の辻について。
[PR]
by c7 | 2009-04-09 12:33 | 愛読愛聴

2009春 ~よしよし百本桜






食い気、呑んだ暮れが常のような記事ですが
忘れた頃にアップする草花も、これも立派な男意気、の話です

時節柄はもちろん桜で。



f0052956_1245040.jpg


先日引越の知らせを書いた記事で触れたが
台場公園にある桜も見事に開花した、
ここで花見をする連中はあまり居ないようだが、
その分静かで、そして対岸には波打ち際越しに
台場の商業施設が一列に見え、なかなか現実離れして個人的に好きだ。
どちらかというと現実が苦手だ。
f0052956_12451924.jpg



そしてこちらはその台場公園の中、一段下がった辺りにある、
薄紅も愛らしい別の桜。

f0052956_12453424.jpg


公園に入らなければ、ほとんど目に触れることは無い、
真上を通過するレインボーブリッジからも見えないだろう。
ひっそりと咲く姿は何故か原初的な風景を思わせる。




f0052956_1246244.jpg

こちらは海浜公園の正面の桜、
一転、こちらの桜は多くの人目に愛でられて育つ木かも


f0052956_12485237.jpg

これは
その海浜公園沿いに走る沿道の植林

同じように
こちらはデックス、メディアージュ、アクアシティーの前の歩道の桜並木

f0052956_12491153.jpg


近年ここ台場での桜の植林も盛んで、普通に観光に来ても
あちこちで目にすることが出来るようになった。
もっとも、通り沿いの舗装路では、花見で一杯とはいかないらしい。



f0052956_12501566.jpg


そして最後が、
フジテレビ側の桜
心なしか、ここの桜の枝振りが殊更良く見えるのだが、
それは穿った見解だろう。
まして、桜には罪は無い。


余談だが、
花は、人の目を楽しめるために、一年かけて春、懸命に咲いているのだ
と言った人が居るのだが、
これは花の業界からしてもまた死生観としても、
かなり自己中心的な人間中心的な物言いだ。

唯物的に言うならば、
花は繁殖に適する頃を迎えた植物が
ただ交尾のためにその器を晒しているわけだ。
こことばかりに子孫を残そうとしている、
動物で言うなら発情期と変わらない、

人間は花の美しさの根源など更々忘れている、それは構わないが
むき出しで生きているものは美しい。
裸で愛を叫んでいる姿の、なんと気高いことか。


・・・・・ま、
若干無理無理言ってますが、
花は花の為に、生きている、
それだけは違いないので。


f0052956_125039100.jpg

[PR]
by c7 | 2009-04-08 12:54 |