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クレマチス ~ 鉄線





このブログに時々、また度々
あるいは足繁く遊びに来てくれるお仲間、
もしかするとややお腹が出たり、家族にもう若くない、と諭されたり
そんな私たちも意外と花が好き。
いや十把一絡げって、意外と、とは失礼な話。
花の市場に出向けば、せりの会場はやっちゃ場さながら、
下手すっとスキンヘッドの和服で扇子パタパタ言わせてるおっさんとかがテーブルに陣取ってたり
そんな光景を見ることが出来ます。
男も深く関わっている分けです。

で、f0052956_18103118.jpg
先週から我が家に飾られている、この世で一番好きな花(多分)
クレマチス(鉄線)
ご覧の深紫のほかに、
純白の物もあり、今はこちらのほうが喜ばれるよう。

花は案外印象の強い出で立ちで、大きさも大輪の部類、
それなのに、長く伸びた蔓は繊細で、自立できないのでヒゴなどに巻きついて育つ

季節は母の日前後の今頃が最盛で、季節感があり、秋冬はほとんど見かけないが、
むしろ今頃は人の家の垣根に割合咲いていたりする。
ひっそりと。
儚く、強く潔く、

私は概して花を女性に例えたりはしないのだが、
でも、花はやはり女性か、
本心言えば花は生殖のシンボル、
かなりエロスな話ですけど。

ま、そんな大人な事情とはまた別に、
花は美しく散っていく、
気持ちよく愛でてあげましょう。
生き物と通じる為の言葉は、決して人間だけの特権では無いのだから、
いろんな物に話しかけてみようと、いつも心がけています。

あまり人前でトカゲとかに話しかけると危ないので、ある程度気をつけて
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by c7 | 2006-05-31 18:14 |

アニバーサリー ~ in 渋谷



相変わらずアクチャルな日付で記事をアップが苦手なわたくし
今回もやや前の利用だった記念のお店の事。

先日入籍の一周年という事で我が家でオールドヴィンテージの
キャンティーを祝いに開けた。

で、今夜は式、宴席からの一周年という事で、
会場だった、渋谷のロシェルからのペーパーウェディングを祝福していただき
招待を受けていたので、入店の運び。

懐かしい、そしてつい昨日のよう、それでいて一年前の自分とは大分変ったな。
など、胸をくすぐる感慨もそこそこに、前席でまずは食前酒のシャンパンを頂いた、
眼前にはこどもの国、遠く六本木ヒルズの堀江社長のリビングも臨み、
しとやかに降る雨にまるで気分はパリ、ポンパドール。

などとスかしていると、ようやく客室に案内され、
祝いの言葉を頂いて、今夜の招待料理の始まりはじまり。

まずはアミューズの三点、

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アジのマリネ、カリフラワーとズッキーニ添え、アクセントはチャービルか、


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お隣は新タケノコの天麩羅、

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そしてもう一つ、生姜のたっぷり効いた葛の下に、黒胡麻の茶碗蒸し。



会場選びの試食当時、また実際宴席に参加した知人の感想も同じく、
まずはこの突き出しで、凄く印象を良くする。
創作イタリアンはどちらかといえば不得意だが、
むしろフレンチなら和食の混入は敷居が低く馴染みやすい。
それでいて、とても家庭では再現出来ない職人の味。
うーむ、これでおば様たちのハートをがっちり掴むというわけですか。


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オードブルはフォアグラ、
下には柔らかく煮た大根、上に厚手のクレープ、
そしてトッピングにこごみの天麩羅、
ソースはやはりフォアグラを使用し、あっさりしながら味わい深い。

これはクレープ、大根を一緒に頂くよりも、むしろそれぞれ
単品での方が、味がはっきりと好ましく思えた。
質の悪いフォアグラはいたずらにむかむかと消化に悪いが、
もちろんこちらの一品は甘くしっとりと胃まで優しく届く。

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魚料理は
スズキのポアレ、
ソースは果物系の味付けがやや甘め寄りだが
スズキの鮮度、皮までのやけ具合、美味しくシンプル。
家で食べるスズキの焼き料理は、やや鱈のような味と混同し、
特徴があまりはっきりとしないが、こちらのスズキはすし屋で食べる
それの域と通ずる物があった、

ここで一呼吸のスープ、
ムラサキ芋のスープ、中には小さめのタピオカが入っていた。
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この間で、何杯かグラスを干したワインの余韻が少し落ち着く。


ちなみに頂いたワインもサービスで、
白、赤とも、ラングドックの2004
で、
この白のシャルドネがすきっと、しかし果実身たっぷりの辛口、
こういう当たりの白ワインはなかなか家で飲めていない。
一方の赤は、平均的といえば平均的、
ま、頂き物で難癖もなんですが、やや水っぽく、
これはこれで飲み過ぎず、あえてセーブ気味で頂けた。

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メインの肉料理はフィレのステーキ、ベーコン巻き、きのこをトッピングで。
定番風なメニューだが
ソースはトマトを使った物で、フレンチにしては酸味がやや新鮮で好きな味、
添えのクレソンは若干拍子抜けなほど淡白で
でしゃばらない控えめな香味野菜と言うところ。


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この後は、ヤングなボーイが”僕の専門です”、
と、チーズのサービス、遠くあるとやや気になる独特の匂いも、
我が皿にサーブされれば、滋養の一品
この時期の羊のチーズの良さを力説していただき、
また、個人的に食べてみたかったエストラゴンを外皮にまぶしたヤギのチーズ、
稀少なタイプのカマンベール等、
薀蓄を含め、色々体験的なメニューだった。

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最後のデセールも、
ちんまりと可愛いフルーツなど盛り合わせながら
大量には食べられないわたくしとしては、
程よい質感、でかい皿も気持ち良い。

進行のスピードもよく見極めていて、
じっくりと満腹になって終了。
本来ならここらでコニャックでもがッパリ飲み干したいが、
この上品さではちょっと苦手なかんじもし、
脳6分目のお酒で、すっきりと退席、
コーヒーを頂き、
記念の写真まで頂いて、お見送りを受けた。

〆れば、個人的に実費で行くかというと、やや難しいところ、
会計の大小ではなく、金額に見合った満足感なのかどうか、
優越感は有るだろうが、有名になりすぎた店、客層全体にお上り感、
金満主義はやや気になる。
ちなみにこの夜は坂井総シェフもいたようだが
この店の実態を切り盛りしているのは、私たちの宴席も担当した
工藤シェフ、鷹揚でおちゃらけで、小さい体にやたら愛嬌の有る人。

スタッフも料理も、呼吸もロケーションも、音響も全て良い。

思うに店は過度なテレビな露出など、
有名になり過ぎるだけで、目に見えないマイナスが付いてしまうのかも、

ま、判官贔屓の悪い癖、
もちろん色眼鏡を掛けなければ、東京随一の店で有ることは疑い無い。
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by c7 | 2006-05-30 21:20 | 外食

さあいこう ~風の民





こういうタイトルでは
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確かに坂本 九的というか、
にこやかに高らかに前向いてガンバって行きましょう、
と思わせる嫌いもあるが、どっこい、
この曲と出会った時の自分の下降線具合と、
曲中の詩の、マイナーな決意が一つとなって、
逆に失意から上がって来られた、その助けとなっていた。

自分の好き勝手をした20台半ばまで、
そのツケが回ったにしてはあんまりな近親者の重篤と言う病状や、
肉体的にも精神的にも言葉通り捉われた日々、
そこから脱さねばと思いながら、何の方策も念じられない。
自己嫌悪の中で、汚い道の己が足跡を掻いて消さずに、かといって胸張りもせず、
うっすらとした希望でも今は有るだけ増しだと、励まされた。

WYOLICA
さあ いこう
興味が有ったらこちらに置いておくので

当時真剣に文章を書いてた頃の、
懐かしく、やや硬い文章を

付録に添えて
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by c7 | 2006-05-28 19:58 | 愛読愛聴

お伊勢の赤福 ~ 猫恭子、喜びの舞






今日は両党使いのピーターネタのような、たまに登場の甘いお菓子の話。

地域限定で仕事を制約されている職種により、ほとんど東京を出ることの無い
わが部署でも、時に中部、近畿方面に上長が出ることがある、

今回はわが社のじっちゃま、シュンちゃんが出張 の折、
手土産を持って帰社した。


f0052956_1758094.jpgこちらが、赤福、
わたしもバイセクシャルのように右手にブランデーグラス、
左手にショコラモンブランを持つ男だが、事実は甘いものの造詣はほとんど無く、
大抵は人の受け売り、
赤福も、へーそんなだー、と頂いて、
残りすくなを我が家に持ち帰ると、
猫恭子は、
”あ~~~、赤福だーーーー!”っと
忘れじのビートパンク小僧並みの縦ノリ垂直ジャンプ喜び。

お伊勢のお土産としては知れ渡った銘品だそうです。

中身は写真を忘れましたので(食い意地を笑って許しと)、こちら


小豆の餡は徹してきめ細やか、空気が入っているのか軽い。
餅も、餅と言えぬほど、柔らかく白玉の雰囲気まで感じる。
それでまた甘さが絶妙にもさっぱりと、後に残らない。
年月を経た名品とは達人の居合いのごとき無駄も無い。


なるほどー。


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普段は頂いたデザート、フルーツ類は、必ず翌日の朝食に用いる猫恭子が
何も言わず夜の食後の膳に置いたことだけでも、
結構な物だと、分かるつーもんですな。

お客人、しかもこれはカロリー低そうですよ。
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by c7 | 2006-05-26 18:02 | 家ご飯

フリザンテ ~ 魔性の微発泡




今日はワインだ、買い置きも有るぞ、と意気込む今晩はワインの会。

チーズと卵とパスタの乾麺さえあればつまみはどうとでもなるさ、
と、言いながら、徐々に食のペースは落ち、
グラスに気持ちは集中されていく夜も深く、

今夜の真打は、このワインと出会ってから一体何人の知り合いがそれこそ
どれだけ飲んだろう。

酔客ケメ&カズーミも、このワインを数知れずダースで買う、真のご贔屓、
まるで山岡士郎を躊躇無く擁護する京極さんのようです。若しくは岡星のだんな精一か。

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CONCERTO MEDICI ERMETE LAMBRUSCO

イタリア、エミリア・ロマーニャ州より


フリザンテと呼ぶ微発泡のこの赤ワイン、
思えばこのブログの原型になった旅行記、ゆったら最初の記事とも言える
ギリシャ・トルコ旅日記の初日の夜にも、トランジットのミラノの空港で買い求めた。

スパークリングワインのようにワイヤーで封緘してあるが、ガス圧はそれほど高くない。
が、口にするとその炭酸が確実に舌で反応する。
ここまでで、フリザンテは甘口、軽口に偏ると思うのだけど、
このメディチ・エルメーテはしっかりと葡萄を思わせるタンニン、
ドライな切れ味も秀でているし、かといって甘味もバランスを崩さず主張がある。
液色もかなり濃くまるで黒い。
重く刺激の強い味わいはむしろつまみ、食事を呼ばない。
これだけワインを飲み続けたいと思うことはそう無いんじゃないかな。

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また、このボトルの形、深い群青色。
そして同じ印象のエチケット、デザイン、フォント、
全てが飲み好きワイン好きのつぼを捕らえる引力を持っていると思う。美しい。
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実はこれの一本は去年に購入したまま、いつ飲もうかと思って、待ち続けていたワイン。
もちろん夏前には飲む運命なんだけど。

久しぶりに飲んだら、また飲みたくなったのが正直な気持ち。

これって、常習性のある物質なんか混ざって無いですか?
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by c7 | 2006-05-25 19:13 | 美酒

勝沼赤ワイン ~ 国産の優位性



週末は変らず久しい仲間の来訪となり、
今ひとつ体調もピンと来ないこの頃なのですが、
冬以来の再会とあって、テーブルの配置も変えてのお出迎え.

そもそも今回の客人青山のスーツ売り兼シルバー職人、
ケメ
のG.W.帰省のお土産を頂くということでお招きしたが、
またも変らず手土産までお願いし、
シルクロードを渡ってくる胡椒さながら、
遠くから虹の橋を渡ってやってきたのはケンタッキーの詰合し。

それからまた同伴のカズーミ嬢経由で、ワインまで頂いきました
ではでは遠慮なく

まずは今日の一本

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無添加厳選醸造赤ワイン
シャトー勝沼
 
山梨県甲府市勝沼町より


その昔母親が知人筋から頂いていたような赤ワインの味
葡萄そのものの甘み、酸味。
この夜の場ではその味はウェルチのジュースに例えられた。
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口で感じる事では無いが、特筆するとこちらは酸化防止剤未使用、
これは一般的に、船で輸送するワインにはなかなか困難な技術のようで、
国外のワインを日本で飲む場合は酸化防止剤未使用はほとんど見掛けない。

ケンタッキーを頬張り、
猫恭子手製のポテトサラダとしめ鯖のバルサミコソース仕上げで
あっという間に国産ワインのボトルは終了。
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帰省した故郷でのケメの衝撃写真、夜の席の激しいジョークなど、
聞きながら夜も更け、皿も空き、

では、お約束の連続ワインは、
次の号で。
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by c7 | 2006-05-24 17:18 | 美酒

連夜のスパゲッティー、クリーム事変

 


さて更新も間の無いお夜食日記ですが
何はなくとも定期的にパスタ、禁断症状の出ることも無く
頻繁に繰り返されてます。
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まずは健康には鉄分、アメリカ人ならほうれん草を食え、なんじゃそら
の、ほうれん草のクリームパスタ。
加熱で縮み、見えなくなって寂しい感じにならないように
一把のホウレン草を全部入れ、味の主張も4番打者並みのベジーな一品。

ベーコンで作らずツナでつなぐ、クリームは結果的にはやや少なかったかも。

その昔はクリームのパスタはほとんど食べなかった。
トマトソースが好きだし、トマトが好きでトマトジュースも食塩無添加でも、
ブラッディー・メアリーでも皆トマト好きが高じての趣味だった。
またシニカルに言えば世代的にクリームのパスタって
御ままごと的だった気がする。
イタリアンは猥雑だからこそいいのだ、と言った西海岸のロックスター
ニッキーシックスに倣ってイタリアンを心棒した僕にとって
メルヘンな、おセンチなイタリアンは興味の対象ではなかったのかも。

しかし人間は変るものなのです。
クリームもいいな、二枚舌みたいですが。

で、もう一皿は過去の連戦も不満の残るカルボナーラ。
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これが今回は後ちょっとで、これならいんじゃないの?
と、思えるまで出来た。

チーズを複数使った。むしろパルメジアーノは忘れてたけど、
ゴルゴンゾーラまで少量使ってみた。
卵は全卵一個を基本、ソース勝ちの好む猫恭子に黄身を
給仕直前に足した。

難しい事はしなかったが、夏も近づき、皿や食器の温度も大分上がっているのか
”いまいちぬるい問題”もあまり気にならなかった。
ただやっぱりアツアツでは無いし、食べていると最後、ソースが重くなる、
などの問題はラストボスのようにクリア出来ない。。
これらの課題が残っているので、早いうちにまた挑戦したいと思う。

ちなみにホウレン草とツナのパスタはディチェコのリングイネを使ってみた、
やっぱりスパゲッティーよりはソースを強めにしといたほうがよりよいでしょうね。
仕上げは、猫恭子にはチーズ、
私はやっぱりオイル派なので、それをとろり、
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家では高級食材はさほど使用していないが、
オリーブオイルとパルメジアーノだけは、
こだわって用意をしている、これだけでもパスタの味は
十分変ってくるのだから。
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by c7 | 2006-05-22 19:07 | 美酒

升亀 ~ オヤジの聖域、リーマンの告解室




昨日はやや久しぶり感の
新橋おやじ酒

職場環境の話で恐縮だが私の働く東京部門は実は全員下戸、一人わたくしを除いて。
で、時々横浜から現れる次長課長が
寂しそうな痛飲男を誘ってご馳走してくれる。

今晩のパトロンは渉外課、外国人の引越しを斡旋する闇のフィクサー
通称”まっつん”59歳

新橋オヤジ横丁を徘徊して、吸い込まれた今日の一店
升亀、

地下の店はオヤジ感全開で、しかし皆大声でよく喋る喋る、
実際サラリーマン社会はストレス多かったりするんですね。

画像も無いですが、つまみは
イカとアジの刺身、セロリの浅漬け小鯵の南蛮漬け
なんかこう書くとアジとか漬けとか被るオーダーが多いすな。

イカは真っ白、透明なイカが食いたい、
アジはやや匂いが出始めていた。
特に喜ぶ味でもなかったが、

追加の川海老のから揚げは、今日の一品、
割と手足と頭を食べてるイメージの川海老だが
今回は大きく身も噛み応えを感じるほどでっぷり、塩味も良かった。

ビールの乾杯の後はまっつんに付き合って日本酒
まっつんは博多の出身だが焼酎より断然の日本酒党
愛嬌は良いが普段から底知れぬ凄みをふと漂わす雰囲気が
日本酒に飲まれだすと、更に拍車が掛かる。が、何故か相性はとても良い。

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まずは青森から、田酒をともに1合、
これをすらっと、でんしゅ下さいと言うと、まっつんが、お、知ってるね、
と、ちょと感心、普通はたさけって読みそうな字ですから。

純米のまったりした甘み、合いの手の肴が強かったかもしれないが、
気になるような匂いもなく甘口ながらさっぱり、
、きちっと考えて合わせるなら豆腐料理あたりのほうが引き立つ味だったかも知れない。

それから私は黒龍に変えて続く二合。
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こちらはいっちょらいというブランドで、
純米だが相当キレがよく、シュキっと辛口、しかも軽い、
それがまた油や酢の料理をよく受けて立つ、
で、ごくごく飲むのでいい感じに酔っ払いが出来上がる。

変化も乏しく,時にルーティンワークに陥る自分のポジションでも
立場の違う上司となら、久々に語る夢も希望も有るのだなと、
少し勇気が湧いた。
まっつんは外国人との折衝のため自力で英語をマスターした努力家、
というか凝り性。
英語の先生をしていた中途採用の女子社員が太刀打ちできないブロークンなオーストラリア人とも
電話でペラペーラのおじさん。
ちゃんと尊敬できる人物だ

半升以上飲ますと、池の鯉を服のまま捕まえに行くそうだが・・・
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by c7 | 2006-05-19 18:48 | 外食

シャトー・ロリオン ~山と平和と赤ワイン




ここの所しばし頻繁にリピートし、
我が家の客人となるオイスカUSK
それもそのはず、彼はついに、この夏にアルプス登山に挑戦する。
ついに、とかは言ってもまだまだ若人、これから沢山経験を積めるだろうし、
山の上で感じる淡い懺悔の気持ちにもすぐに気付く事だろう。

人生とはある時罪深いものだ、別れや諦めや、裏切りなど、
それらの責任の一端が自分に有ると知らされる時、
その時山に登る事は至極個人的な感覚だけど、自浄作用が有るのだ、
禊ぎ、報われる事もある、きっと有る。

そんな講釈をカッコ付けつつ足れつつ
しかーし、ワインの栓は抜けても、出掛けてまだ帰ってこない猫恭子なしで、
いかした料理も作れず、つまみはちんまりチョリソー、
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決してチョリソーはしょぼいものではない。
ただ、付け合せも無く皿に乗っただけ、しかも写真がまた寂しい。
男の晩酌とはしかしこれも風情ですね。

今日の一本、のワイン。


CHATEAU LAULION
フランス ボルドーより

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メルロー種主体で、酸味はほとんど感じず
重みがあればこれでかなり良いのだけれど
やや水っぽい。
タンニンが効いていて、ぬるい温度では口当たりはおもしろいが
チョリソーには重量負け、更に水っぽさがます。
帰宅後の猫恭子がオムレツをこさえ、胃も何とか静まった。

この日はまたもう一本先出の赤ワインでボトル終了。

オイスカUSKと私はこの後ジャック・ダニエルのロックを一杯ずつ頂いた。

計画を進めた今回の山旅、
折りも入梅ギリギリかと言う6月初旬のスケジュール。
出来れば快晴の、見たことも無いようなあの景色を体感させたいと一心に思う。
初めての出会いは大切なもの。
この最初のアルプスが以降の彼の、アルプスとの付き合いを大きく左右するだろう。

手前味噌だが私は始めて登った山形飯豊山の、朝の頂上でブロッケンを見た、
その時、黒人ミュージカル”MAMA, I WANT TO SING"のサントラがウォークマンから流れていた。


あんな気持ちは初めてだった。
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by c7 | 2006-05-18 17:39 | 美酒

肉奉行 ~ 手の味、生の味



ちょっと箸休め的な、
言うなら休肝日風のお食事コラム、
もしかすると、これはこれで
以降ありになるかも知れないのですが、今夜の晩御飯日記。

しかし本日デビューのオンリー食事記事、手始めだしダブルでやります

まず一件は、先日猫恭子の職場の先輩から頂いた、

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サナンキーさんの、しかもご実家の豚カツやさんの豚カツ
(そのものの写真が無くて、やや臨場感がお伝えできません不覚お詫び)

長らく仙台でご営業の丸八というお店、
どうです可愛いこのキャラクター石ちゃんのような。
個人的には何故か泪橋で矢吹ジョーの取り巻きしてた
子供の一人
に似てるような気がしますが。

で、
以前食肉について聞きかじったところ、生肉の流通はとても少なく
ほとんどは冷凍されているとの話、
だから私にはそもそも肉は冷凍、そういう固定観念が働いていた。
ところがこちらの丸八、豚肉を生肉でこだわり営業を続けたそうだ。

生肉豚カツの特徴として、教えて貰ったのが
冷えた後、再加熱した豚カツの状態。
これの衣と肉が剥がれている様なら生肉では無いらしいのだが、
なんと丸八さん、まったく剥がれていない。
もちろん実食して、味も柔らかく筋も脂も感じない渾然とした旨味。
また一つお利巧になりながら美味しいものを頂きました。
この場を借りて(なんじゃそりゃ)感謝です。

続きますもう一件、猫恭子手製の餃子、
始めに言えば餃子は歴史の有る食べ物で、価値は庶民的でも文化は高いかもしれない。
その上であえて、やはり出来合いで買うのなら自家製のほうが断然良いと思う。
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ミントク先生に”曰く”餃子は皮を食うもの。
それに叶うために猫恭子はひたすら具材を少なめ、肉を少なめで作ってくれる。
なので勿論20個は食べられる。

変り種や、変りダレで更に倍。

経験の無い本場の餃子、確かに興味も尽きないが
家庭でこねる私たち一般の手餃子も、日本の一時期の家庭を象徴した食べ物、
最近では冷凍の餃子も確かに安く美味しい。
しかし、昭和のノスタルジーを踏まえつつ、

合言葉は
やっぱり生だね。
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by c7 | 2006-05-17 16:55 | 家ご飯