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均昌閣~一寸の光は肉の味そして紹興酒

この夜は本社のA・Tさんの退職に向けて
久しぶりの集合、送別会。
本社が横浜にある関係で、会場は中華街
均昌閣、本館

実は昨年末、12月25日、
同じく中華街でプライベートの仲間で忘年会を企画した。
ちなみに店は中華街の果ての果て、
ほとんど元町かと言う辺りの”萬来亭”
小さい店だが、店員の中国人女性のぞんざいな受け答えっぷりといい、
絶妙に染みの多いメニューといい、外国人街らしいといえばらしい、
まさに出色の店だった。 もちろん料理、そしてCPも。

なんて言いながら
しかしその、中華にはとんと疎い。
加えて、今回は大人数でのコース料理、能動的に選択する余地も無く
腹ペコのガチョウと同レベル、取敢えずは目の前にある皿から頂いた。

で、いきなりだが、前菜、のチャーシューや、燻製、くらげが上手い。
なめてたが、いきなり美味い。


隣国の食事情に精通している酒徒さんのブログにもあるけど、
日本は魚の保存食については素晴らしいものがあり、種々変化に富んでいるが
肉に関してはかなりお粗末で、
なぜか欧米人はシャブシャブ、すき焼きと
持て囃すが、山岡士郎、海原雄山からすれば味を台無しにする愚の骨頂。
極論だが肉食文化が無い。
その点、中国あるいは韓国も、こと食肉の保存、加工には目を見張るものがある
チャーシュー、腸詰、北京ダック然り。 ああ、この前菜上手い。

で、いきなりだが次々飲み干すビールのせいか、
味はだんだんと不確かになっていく。

エビチリ、とか海老マヨとか、特に違いが分からんが、
海老は大きい。ひどいコメントでかたじけない。
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牛肉と種々の野菜を炒めたもの、
今更ながらアメリカ産で無い事を祈る。
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白身魚のフライ、チリソース。
甘い、辛いそして甘い。

魚介と銀杏、緑の野菜と和えた一皿。
さっぱりしているが生のサトイモをやわらかくしたような食感の何かが、
個人的には不協和音を鳴らす。
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大体席からして、一昨年タバコを絶ったとゆーのに、
業務部長に呼ばれ初手から喫煙席、
断絶しているわけではないが、オール50代以上の円卓で、
煙突組、と、味わう食事には限界がある。
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煮え切らない思いもあったが、
しかしこの夜の紹興酒は非常に口に合った。
癖はないし、ややさっぱりとしていたので、
本物志向ではないのかも知れないが、
酔ったあと、更にまだ舌の上に新鮮さを呼ぶ

今日の一本。


均昌閣本館
横浜市中区山下町151
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by c7 | 2006-01-27 23:50 | 外食

ヴォーヌ・ロマネ

昨年末、婚約を機に、お互いの生まれ年のヴィンテージワイン
を購入した、うちの一本。
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ワインセラーなど持ち合わせの無い我が家では30云年の老体ワインに、幾度の夏越しも問題。と言う事で
この年明け,猫恭子の誕生日に思い切って抜栓したもの。

デュデ・ノーダン ヴォーヌ・ロマネ1968

ロマネといえばブルゴーニュの逸品 ・・・
だと思う。 
とにかくこんなヴィンテージのワインなんて
今までお目にかかった事も無いので
果たせるかな
薀蓄は兎も角も
直感と勘で味わってみた。

・・・確かに飲んだ事無い味、

もしかして夏の酷暑で少し痛んだんじゃないか、
とも、思えるけど。
これはブルゴーニュらしいのか、色は淡い、
しかし、透明度は低い、、

デリケートなデキャンタージュまでは気が廻らなかったが
不純物を感じる事は無かった。
しかし、空のボトルにはザラザラの澱が注ぎ口まで付着、

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思えば38年の間、ひっそりと旅してきた、ワイン。
見たところリコルクもしていないようだった。

正直もっと劣化して不味いんだろうかって思ってたのに、
不覚にも感慨が勝ってしまった。

今年の一等賞
(まだ1月17日なので当たり前)
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by c7 | 2006-01-17 16:15 | 美酒

神酒

昨年末に家酒に購入したもの、
ちなみに販売店は都立大学駅前、
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実はこのお酒には看板銘柄が有って、ルリカケス、と言う。
飲み手の中では結構有名な酒だが、これとの出会いが最初だった。

長年住んだ目黒の駅前にでん吉なるおでん屋が出来、
焼き魚が絶品の其の店にルリカケスはあった。

ややこしいのですっ飛ばしてくれていいのだけど、
この酒は酒税法上では日本で唯一のラム酒。
原料は黒糖でも、製造方法が焼酎とは異なるそうで
醗酵に米麹を使わず独自の酵母菌を使用しているらしい、とか

当時は酒類のネット販売もまだまだ黎明期
どこの酒屋を探しても売っていなかった。
そのルリカケスが好きで好きで、店に通い、行く度飲んだ。

そしてルリカケスの隠れ兄貴、的存在がこの
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おみき(ラム酒 50度)
奄美、徳之島の、高岡醸造株式会社
より。

ルリカケスの40度に更に拍車がかかる、
湧き上がる甘みと、微かな粘性が特徴、
食中酒よりじっくり一本で味わうのに適しているが
好みで言うなら、粕漬けの焼き魚あたりとだと、相乗的に味が良くなる気がする。
鰯の南蛮漬けなんかもいいなあ。

難点を言うと、やや強引さが感じられる、
やもするとアルコール臭のような、ケミカルな舌触りが混ざる。
柔和な酒では無いな、

猫恭子はこれを飲みすぎると、もどす。
美容師TKの彼女はルリカケスを飲んで吐く。

高岡醸造株式会社
魔法の会社
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by c7 | 2006-01-02 13:47 | 美酒