カテゴリ:山歩き( 55 )

川苔山百尋の滝 ~ 日常と言うものの変換



f0052956_12173318.jpg




正直写真で絵になるポイントは少なく
極論言えば百尋の滝くらいしかないのだけど

山道として意味深い趣きも感じたので
久々ブログにしてみようかと思います


奥多摩の名瀑、百尋の滝、それとワンセットの
川苔山(川乗山)は
なかなかの人気で
言葉も少々古びてきたが、
”山ガール”も、徒党を組んで入山してくる

メインの百尋の滝⇔川苔山を結ぶルートはそれらの有象無象が
ひっきりも無しに上り下りするが

今回のコースは
逆斜面からのルートで
全くの人気薄。

振り返れば入山口、そして下山終点には
それぞれ神社がありその人気薄が功を奏し

f0052956_1218031.jpg


森閑としたその佇まいに思わず厳粛な気持ちにもなり
神も仏も信じないで彼岸に行った(?)男の息子としても
霊験を感じたりして。

人っ子一人いない赤久奈尾根(赤杭尾根と書く)は、
奥多摩にしては意外とスケールが大きく、
巨大な森のような登山道を一人歩き楽しませていただいた

尾根の名ともなる、赤久奈山の頂きは、また無縁仏のように儚いが
これもまた山、三角点のしるしもありました
f0052956_12181827.jpg








f0052956_12183666.jpg


川苔山頂上直下の分岐で一旦向かいの尾根を滝まで下り



f0052956_12185353.jpg


その真横にて昼食は不朽の名作サッポロ一番味噌ラーメン

f0052956_12201668.jpg


最近は山飯礼讃なるようなツイッターもあって
バリエーションも多いけど
一世代前の山オたちは、必ずと言っていいほど
インスタントラーメンを携帯して山に入った。
昔は山でのインスタントラーメンの比較サイトまであった

なんだかきわめて人工的な食べ物が
大自然の中で食される妙な交錯を思いもするが
もうこれは習慣なので。


この滝オプションのルートは一般的な周回コース、
プラス、行程上では3時間半のタイムとなり、
あまりのんびりも出来ず頂上に登り返した




f0052956_12192263.jpg


登り返して1時間半、14:30の山頂は人気もひと段落した感だが
それでも遅いランチの登山者もまだ多い。
結構のんびり組も多いね、初夏だから日も長いし。

秋ならばちょっとその時間まで頂上に居るのは考えてしまうな
とか、考えながら
早々に下山。

あとはいつもの消化試合の体の下りをひたすら降り、
下山道終着点には
熊野神社がひっそりとあった


f0052956_1219473.jpg



僅かばかりのお賽銭で無事とこれからの幸せをなんとなく祈るさ中
賽銭箱の脇に視線を下すと
東京は多摩の銘酒
澤乃井のワンカップが供えられていた
なんとも粋なお供え。


正直なところ、
単独登山はメインでは無く
どちらかと言うと同行者を求めて日々電話を掛けるのだが
たまの一人歩きは、頭の整理にも良いし、
また、静謐と無音の音を感じるにはそれも最適だと思う。




日々是非日常。
[PR]
by c7 | 2015-06-07 20:15 | 山歩き

20140915大雲取谷~ 紆余曲折



ネイチャリスト
と言うのを肯定的な存在として捉えるならば

まさにその昔に山を仕込んだともいえる“トシボンヌ”
はその域に達しつつあると思う

沢では常にリードを進み、
無情にもロープは出してくれないが、
その踏み跡は追従者には心強い存在だ

今回の計画前日トシボンヌが
風邪をこじらせて、と、
近頃の女子のようなことを言いだし、
参加が不可能となり、協議の結果、
ユーキとタンデムでと言うことになった


目指す大雲取谷は、云わば初級のコースで
ビギナーの域の二人でもやすやす通過かと思言われた、が



初手から厄介な滝を巻いて、そして下降から始まるルート

f0052956_12414382.jpg


沢相に激しさはないが、釡の上が滝、と言う箇所も多く
必然巻の選択肢になるのだが、
これも結構足場が緩んで悪く、かなり神経を使った。

個人的には朽木の踏み抜きで大腿部打撲、で、どぼん
つるを利用してターザン風に降りようかと思ったらつるが切れて
どぼん。
など体温を結構冷やす初日となった

まあそれもたき火をガシガシ燃やし
夜は暖を取ればいい、との思いもあって良しとしたのだが


天気は晴れだったものの
倒木がのきなみ濡れ木で、
着火剤も歯が立たず、ついに沢遡行初めての
焚火断念の夜となり
もともとテントもタープも省略しての入渓だったので
まさにフライに包まってのビバーク、
冷える体より、火の無い寂しさが胸を打った。

翌日は気を取り直し
わずかな食料のみで、源頭を目指す、
足の打撲のダメージも結構あるが、
それどころではない、
この沢で最高落差の8mの滝があらわれ
これは左すぐ脇の弱そうな所をを登るしか選択肢はない

f0052956_12425760.jpg


弱気になりそうになるけど
絶対ここを上がる!と鼓舞し、
先行はユーキに任せて後を登る、
実際そういう時はもう足の痛みとか感じない

f0052956_1243179.jpg


大体の人生は慣れと気合いだと思っているので
さっさと通過、
顔だってふざける余裕もあるってもんです

これで少しの達成感も増し、
あとは源頭を目指し、

頃合いを見て、都合の好さそうな尾根を詰める
ま、この尾根もなかなか手強くて、
獣道に誘われついトラバース気味になり
時々の方向修正などしながら、
ついに、ようやく一般登山道と出合。
この時の到達感と安ど感はまた中毒性があるんですよね


前夜からのすきっ腹で
雲取山荘を訪ねれば

”カップヌードルシーフード、しかないから
400円払って外で食え”

f0052956_12435669.jpg


と、少々つれない感じ、
しかしやっとの温かい食事には素直に感謝でもある


あとは下山なのだが、
よく考えてみると
東京都最高峰の山から下山なので
しっかり一般登山の下山並みに長い、
それ自体はハード、ってことはないんだけど
沢の緊張の後では、正直その行程にやや泣きが入った








f0052956_12442311.jpg

僕らはある種の中毒者で
人が一笑に付すようなことに血道をあげているのかもしれない

しかしきっと体中痛み切って帰るのだとしても
やっぱりまた沢に入り、
また山に登り、高みめざし
それらによってエクスタシーとカタルシスを得るのだと思う


消化不良もありながらも
やっぱり今回もいい旅だった。
[PR]
by c7 | 2014-09-16 12:50 | 山歩き

20130817-18 北岳 ~ いつまでも哲人で



f0052956_120926.jpg






そうだ
山に登ろうと、思い立ってから20年が経った
装備も作法も皆目分からず、師匠に連れて行かれるがまま
初めて登った山形県朝日岳のその道程では
何十年ぶりとも小屋のオヤジが言う大雨、
そして翌朝の信じられないような雲の浮島たち
正直いってジーザス、!って泣きましたよ。キリスト信じてないけど。

その夜から僕は山と共にあるように準備を始めたわけで
次に登った二番目の山が、師匠がかつて二期働いたと言う北岳山荘、の北岳

f0052956_122235.jpg



広河原から登る樺沢、
その先の右俣の急登、小太郎尾根に出会えば甲斐駒、千丈の圧倒される風景
天国への階段を耳鳴りに聞くような、小屋までの先細った稜線、
下りを八本歯、ボーコン沢、そして雪渓側に進めば、富士山を目の前に
バットレスを横目に見ながら、


f0052956_124511.jpg


深田久弥の受け売りであれ、この北岳は、なにかを諭すように哲人的だ
日本一、と言う大通俗な、富士山にひっそりと隠された、名山
北アルプスのゴージャスな人気の裏に聳える、美しいピラミッド、
僕にとって北岳は青春と言って過言ではない、いや、過言でなない。

f0052956_128592.jpg



今回同行の後輩二人も20代、これが登山の本流にも感じて貰えたらと思ってはみたが
ま、感覚は各々個人のもの、どのように感じようが、これからも続けてくれるならそれでいいこと
f0052956_1283050.jpg


f0052956_129349.jpg




しかし、気のせいかやたら若いパーティーが多い、
というか、合コン登山の様な輩が多い、
小屋泊まりよりむしろテントの方が多い
f0052956_1295886.jpg


寒――い、とか、甘い声で言う。
て言うか猛暑で、いつもの3000mより、全然暖かいんですけど・・・

何か見えたとか見えないとか、立ち止まっては絶叫する、
ブロッケンかおこじょでも出たかと思ったら、
”ふじさ~~~ん”


f0052956_12104787.jpg


年頭に思っていた森歩きも口約束に
続けて3000m峰に登ったが
やっぱり静かにもの想う山も必要な気がした

秋には名も無いような山で、山小屋でも地味に泊まってみようかと思う

f0052956_12114999.jpg



結局はテントが流行りとなると、どうも反対の事がしたくなる
アンチと言ってもいいし、天の邪鬼と呼ばれてもいいんだけど

f0052956_121241.jpg


もっと静かな山旅を





f0052956_12122132.jpg

[PR]
by c7 | 2013-08-21 12:21 | 山歩き

20130504 早戸大滝 ~ ラスカル事変

f0052956_1264510.jpg




G,.W.に
二年ぶり雪でも見に行こうと思っていたんだけれど
その前に読んでいた角幡唯介の空白の5マイルが
少し影響したか
谷の中からどこでも良いから登っちゃえばいいのよ的なルート探していて

ツァンポーの幻の滝に遠く及ばないものの
人も少なそうな丹沢山の真北、早戸大滝を見がてら
例の、
焚き火でぼうぼう肉を焼くってやつを・・・









f0052956_129914.jpg

滝は遠目にも
滝壺からでも目のあたりで

f0052956_1293621.jpg


真夏にウェット装着なら間違いなく打たれるでしょうね
阿耨多羅三藐三菩提





小さいようでも




でかいです、
対比するとトシボンヌがこんなもん

f0052956_12103114.jpg




沢用の装備は全く準備してないが
滝から野営ポイントまではほぼ沢沿いを遡上
ドボンは勘弁なので、YOKもひとっ飛びです
f0052956_12104419.jpg



滝から小一時間登ったところで、
幕営

仲むつまじく火起こし
f0052956_12115256.jpg



彼の藤原新也曰く

火はアナキズムである

f0052956_1212669.jpg



水はバイブルである

f0052956_12125030.jpg



今日この日は逆の様な気もするね





さて

さて



では ベジタリアンは禁忌のページにて ラスカル事変
[PR]
by c7 | 2013-05-08 12:21 | 山歩き

20130317 蕎麦粒山 ~ 森林主義って





タイトル通りの日に、
タイトル通りの山に行ってきました
奥多摩。


この年になって一冊の本をきっかけに
もうそれはかなりの心理的発展がおきまして、

何をさておき木に会いに、入山。


f0052956_1225956.jpg


並行し、馬鹿心も大切に、と言うことで
テフロンのフライパンを新調し
山で変飯、
キングオスカーのオイルサーディンで
サーディンサンド、

f0052956_1231141.jpg

トルコの鯖サンドをちょっと意識して。


結果的にこれは加熱中すごい勢いで破裂するので、
今後は無いと思います。

f0052956_126717.jpg



ちなみに同行のゆうきは、
いつか頂上で吉野家くいたい、とか言ってました。
もちろんタッパとかじゃなく、あのオレンジ色のスチロールの体で
湯煎して食う、とか、途方も無い夢を・・・

f0052956_1234248.jpg




話が冒頭に戻るけど、
老子の教えに与するなら、
谷があるから、こその山であり、器としての谷は無用の用の最大値となる
そして木々は賢く、人間よりはるかに威厳に溢れ、古来、神々を守ってきたと。


f0052956_1235469.jpg


調べたところ、森林主義、とか
フォレストイズム、のような言葉はまだ見受けない、
が、
これを勝手に提唱するにはまだあまりにも私は浅薄なので
ちょっとだけ、言葉だけ書いてみたりしときます。








Forestism
[PR]
by c7 | 2013-03-18 12:08 | 山歩き

トシボンヌ ~ 赤木沢からの便り











口下手な、そして連絡のマメじゃない








農耕ランボルギーニトシボンヌが








珍しく興奮気味で、
山中から便りがあったので、
代わって転載します。


f0052956_12142886.png







ついに食事現地調達し始めましたが・・・

f0052956_1215475.jpg







もうすぐ野人になるのでしょう


f0052956_12154414.jpg

[PR]
by c7 | 2012-09-03 12:17 | 山歩き

201207 28-29 奥秩父 竜喰谷 ~ スプラッシュ



f0052956_1285734.jpg












久しぶりで記事を上げるのも恐る恐るで、
しかも最近は酒断ちと言う日々、
アップするならやっぱり





夏はこれって。
沢登り

f0052956_1282381.jpg




例年一度くらいしか遡行出来ていないが今年は是非もう一度
夏の冷涼山行したいね、と思うくらい、充実した沢登りだった、
のも実際詭弁で、遊び心満喫の悪ガキ旅行と言った感じだった。


奥秩父と言えば一昨年だったか遡行者が低体温で動けなくなり
救助のヘリコプターも墜落、記者は無理くり現場に向かい、途迷い
まさに三重遭難で
計 5人死亡、

危険を伴う山がらみではかなり悪名高くなった事件だろう
入山者だけでなく人の命も巻き込む可能性のある山登りに何故行くかと聞かれれば、


以下の様に考え中、若しくは考えない中



たとえ単独で山に入り、運を果たして骸になったとて自己責任では完結しないだろう。
そこのところ考えても理性で辞めろと言う白い天使と欲望で進めと言う黒い堕天使が
決着を着けないので


精神のバランスに折り合いを着けないつつ
バランスに任せているまま・


なので悪い想像は一切しないで
滝を登る、
手掛かりを見つめるトシボンヌ
f0052956_1211585.jpg





きっちり弱点を見極めるYK
f0052956_12112292.jpg



ちなみにトシボンヌのカメラは防水でびしょ濡れ必至の沢でもシャッターチャンスは逃さない。


水中のカエル。

f0052956_12114494.jpg


話をルートに戻すならばこの竜バミ沢は山梨埼玉の県境に流れる一ノ瀬川水系の沢で
滝が多いこと、その分まき道も確保されているので難易度を変えて楽しむ事も出来る万人向けのコース

ノーヘルでロープも出さない私たちパーティーでは
シャワー直登は正直選べないケースも多い。

せめてメットくらい持って行こうかなと思った沢でした・つまりそれくらい滝が多い。


と言うことで
最後は

滝壺
6連発ダイブ。
塩素一滴も入って無い天然飛び込みプールの入水感はその冷たさも相乗的に、
効く。







勿論
夜は焚き火で終了
f0052956_12123731.jpg

色々焼いてみました。

f0052956_12125273.jpg

f0052956_1213234.jpg

[PR]
by c7 | 2012-08-07 12:15 | 山歩き

2011/10/10  ○○○沢~ 焚き火もまったりスプロール




古い付き合いのみなさんはご存じの通り
GWに右足腓骨ほか、を骨折してまして、
それ以来の、
本格的な登山の復帰となりました先日の沢登り、

しかし自然に対してあまりにも不自然でもしかしたら不謹慎なので
場所は伏字でご案内します、


原○○沢、

スター地点までは、愛車アミ―号で。ちょっとした悪路は苦手
f0052956_12141215.jpg


相模湖のほど近くから登山道を15分歩いて
入渓。

ちなみに防水の撮影機の無い私にはいちいち面倒くさいので
沢の画像がありませんがご了承ください、質問は一切受け付けない。

f0052956_12171953.jpg


この○小○沢は東京近郊だが下流のマス釣り場から上は静かなもので
薄曇りのこの日はなんとなく霊的な気分も加味されるが、
実際は足の痛みで、それは後の感想と言える、
その時自体は苦痛でもありました。。。

ふらつく足元、入らぬ力でのたりくったりと、
遡上4時間程度で、ビバーク適所に到着、適所とは勿論倒木が沢山ある事も含まれる。



ふふ

さてここから本番の、


ってなにが本番かって議論は
ウッチー激奨のセクシー登山部の本番の定義を検索下さい。。。

話は逸れたがこちらの本番は。
要するに、

た き び

沢では通例とは言え、原則国定公園での焚き火は禁止されている
ので。
ここ、○○屋沢の名前は伏字で記載するが
原小○沢の静かな森で
太陽傾く前から倒木集め、着火に余念がないが
f0052956_12184387.jpg


ふと見ればトシボンヌは、木上の人、オランウータン、それは森の人?
f0052956_1219614.jpg



降りてくれば木の実。と言うか果実。

f0052956_12194794.jpg

これサル梨ですね

f0052956_12201633.jpg

と、こちら。

不謹慎にも森の恵みを頂きました。
味はキュウイそっくり、オージーな恵みでした。


焚き火はバーべキューさながら、
新しい生木の上で、チーズの燻製にチャレンジしたが、
燃えそうなので早めに頂き
f0052956_1220538.jpg


新しい趣向で炙ってみたが、これも溶けて落ちそうなので
燻製になる前に頂いた。
f0052956_12212185.jpg






いくら焚き火だと言って、
サツマイモ。

f0052956_12215816.jpg


それはどうなんだトシボンヌ

f0052956_1222188.jpg



そして。
ウインナー
f0052956_122388.jpg



原○屋沢遡行はすっかり食道楽となってしまいました。

夜半には結構な雨が降ったが、すっかり満腹のわたしらは
テントの中でよい朝を迎え、
湿った焚き火の跡も掘り起こせば
微かな熾が。



f0052956_12234976.jpg


これをいじりたおして再度の着火、で朝食を済まし、
稜線を目指し、遡上2日目、実際2時間ほどで稜線上の一般登山道に出会う。

本当なら原小屋平に出るはずだったが
何故かこちらに

f0052956_12242498.jpg

沢筋は間違えて無いと思うが、よく分からなくなっちゃった。

まあ問題無いので。ここから榛の木とかいうピークを一つ乗越して
無事起点に帰着しました。
足は痛かったのは確かだったが、
先の見通しは見えたような気が旅でした、収穫在り。

さあ、残り少ない山の秋、アルプスは一度踏みたいと思います。

それにしても。
登山にウェイトはやっぱり大敵ですね。





f0052956_12313315.jpg

[PR]
by c7 | 2011-10-13 12:37 | 山歩き

多分初高尾山~ 娘もデビュー





怪我の復調第一歩としても
やや甘ったるいと予想はしていたが
娘となら、それも山教育の第一歩として、
連休のさ中行ってきました。


恐ろしいほどの人出、そして頂上で酒盛りの初老の人々
高所登山、また、静かな山とは全く反対側だが、
これもまた遊山の楽しみ方だろうと

ハイキングと言う物の俗っぽさを知るには知った



一方の娘の初山も、お遊びには違いないが

初めての集合場所
f0052956_12132951.jpg


初めてのケーブルカー(わしも)
f0052956_12141255.jpg


初めての山並み
f0052956_121439100.jpg



初めての階段

f0052956_12152035.jpg




初めての登りダッシュ
f0052956_12165167.jpg



そして初めての山門
f0052956_12171545.jpg





新しい事は刺激たっぷりよん


女子らしく葉っぱのハートに注目したり

f0052956_1218573.jpg




しかしお昼のお握りは、パンキッシュにかぶりつき。
f0052956_12184960.jpg





f0052956_12191375.jpg

振り向いた景色、いつか今度は丹沢でも連れて行きましょか



下りの静かなコースでは吊橋で突然のポーズ
f0052956_1220822.jpg



帰りの道は人気も少なく、静かにネイチャーも味わい、久しぶり、ちょっと体に何かが入ってきた、気がした。
ちび娘も、萌える木々に少しは人間以外の生きとし生けるものも感じたのでしょうか

でも、
結局は

f0052956_12205842.jpg


こちらで満足気でした
[PR]
by c7 | 2011-09-28 12:23 | 山歩き

飛騨沢骨折顛末 ~ かけがえのない山を大切に



さてさて


f0052956_12323637.jpg



先の報告通り、
槍の登頂後、下山してすぐの飛騨沢で滑り、制動のし方を誤まって、
右足が有り得ない方向に曲がったのを目の前で見た。

ぶらぶらしている足をテーピングと山靴で固定し、
試したところ、歩けないではない。勿論並外れた痛みだが

それで、ここで自分の荷物をどうするか、
が、
今でも分からない。
財布、カギなど必要品以外は放棄するべきだったかもしれない。
現場はその後の行程が健常でも5,6時間かかる地点で、
荷物を持って帰ることは大きな負担だった。

これについて、トシボンヌに過大な労働を押しつけてしまった、
結果、ザックを二つ、先行して持って行って貰った。

f0052956_12333474.jpg


あわよくば麓まで尋常じゃない体力で降りて貰い、
もう一度戻って、肩でも貸して貰おうといやらしい期待を持っていた。

雪道はそんなに甘くなく、僕らの希望をへし折って、
二人は進まない道を間を大きく開けて、遅々と進んだわけだ。

1人はけが人、1人は二つの大きな荷物を持って。

痛みは増すやら麻痺するやらなんだか分からなくなっていたが
約12時間の下山中、
自分の怪我もそうだが、先を歩いているトシボンヌ掛けた迷惑、
また、しがない電話は電波はまったく通じず、
家族に何の連絡も出来ないまま、夜は9時を過ぎて、
最悪は後2時間はかかる見込みの道すがら、
今までの、軽微なものを含め、山行での怪我や
ルートミス、危険に対する姿勢なども振り返れば

f0052956_12347100.jpg


山をあきらめようと、正直思いました。
森の中の低山ならば、いくらかは。
でも雪や岩で険しくそびえる高峰には、
自分は適さないんじゃないだろうか。

そもそも僕自身危険のあるものに大いに魅かれるし
退屈を嫌うとすれば、やはり危険な事も有意義だと感じる。

だから余計に、家族を持つ身になって、
その心情のままリスクのある山に登るのは、もっともしてはならないような気がした。

そんな決意をトシボンヌに合流した時話そうなんて思っていたら
下る道の遠く先からヘッ電の灯りが三つ見え
麓のレスキュー連絡所に先に降りたトシボンヌが
県警隊2人を同行して迎えに来てくれ
最後はあっという間の30分、
赤橙のジャケット来た隊員にやらトシボンヌに背負って貰って出発点まで下山となった。

おセンチな映画かもしれないが、
北アルプスを舞台に県警レスキューが登場する山岳マンガ”岳”
の公開を前に、まさにその手の人に最後は支えられ
夜闇の中で迷惑ばかりの怪我だなと自問自答した後

岐阜県警のおさーんに、
“生きて帰って儲けもんじゃ、自分を責めるでないで”
の一言に、

せめて生きて帰った事を喜べる気にもなりました。

f0052956_12345087.jpg


今もって重登山の心持は無いが、
色々教えられたこともあった、アクシデントの中での山と言うこと
もしも登るなら低山でも、
安全と、慎重な姿勢、危険に軽率にならないこと
正しい装備、行いなど、
準備し直してからにしようと思います。


骨折は痛い、しかも下山して終わりにはならない

診察後、TJ医大のウッチーよろしく、リハビリのねーさんに
松葉づえの使い方を指導された、が
移動できる速度は普通の徒歩の半分以下、
しかも労力は腕立て伏せ並み。
そして両手には何も持てない。

この不都合を考えても、
怪我は損得に合わない、

美しく勇壮な山を楽しもうとするなら尚
安全に的確に山は行わないといけない。


まずは都会生活の実直な姿勢から、再スタート始めます。



C7

f0052956_12354342.jpg

[PR]
by c7 | 2011-05-10 12:51 | 山歩き