2013年 08月 21日 ( 1 )

20130817-18 北岳 ~ いつまでも哲人で



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そうだ
山に登ろうと、思い立ってから20年が経った
装備も作法も皆目分からず、師匠に連れて行かれるがまま
初めて登った山形県朝日岳のその道程では
何十年ぶりとも小屋のオヤジが言う大雨、
そして翌朝の信じられないような雲の浮島たち
正直いってジーザス、!って泣きましたよ。キリスト信じてないけど。

その夜から僕は山と共にあるように準備を始めたわけで
次に登った二番目の山が、師匠がかつて二期働いたと言う北岳山荘、の北岳

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広河原から登る樺沢、
その先の右俣の急登、小太郎尾根に出会えば甲斐駒、千丈の圧倒される風景
天国への階段を耳鳴りに聞くような、小屋までの先細った稜線、
下りを八本歯、ボーコン沢、そして雪渓側に進めば、富士山を目の前に
バットレスを横目に見ながら、


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深田久弥の受け売りであれ、この北岳は、なにかを諭すように哲人的だ
日本一、と言う大通俗な、富士山にひっそりと隠された、名山
北アルプスのゴージャスな人気の裏に聳える、美しいピラミッド、
僕にとって北岳は青春と言って過言ではない、いや、過言でなない。

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今回同行の後輩二人も20代、これが登山の本流にも感じて貰えたらと思ってはみたが
ま、感覚は各々個人のもの、どのように感じようが、これからも続けてくれるならそれでいいこと
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しかし、気のせいかやたら若いパーティーが多い、
というか、合コン登山の様な輩が多い、
小屋泊まりよりむしろテントの方が多い
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寒――い、とか、甘い声で言う。
て言うか猛暑で、いつもの3000mより、全然暖かいんですけど・・・

何か見えたとか見えないとか、立ち止まっては絶叫する、
ブロッケンかおこじょでも出たかと思ったら、
”ふじさ~~~ん”


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年頭に思っていた森歩きも口約束に
続けて3000m峰に登ったが
やっぱり静かにもの想う山も必要な気がした

秋には名も無いような山で、山小屋でも地味に泊まってみようかと思う

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結局はテントが流行りとなると、どうも反対の事がしたくなる
アンチと言ってもいいし、天の邪鬼と呼ばれてもいいんだけど

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もっと静かな山旅を





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by c7 | 2013-08-21 12:21 | 山歩き