前回雨に祟られ、苦難の山行になった甲斐駒ケ岳、
梅雨の陣、
アルプスは初陣となった
オイスカUSK、しかしめげずに次回に夏の登山にも意欲を燃やし、
更に後で聞いてみれば、甲斐駒ケ岳下山の足で、
そのまま書店に直行,南アルプス北部の山岳地図を買ったとか。
素晴らしい根性と精神を称え
この夜は焼酎を。
思えばスペイン生活を経験のオイスカUSKに
我が家で差し出すボトルは常にワイン、
それをグラスで飲み干す夕べ、
そこで今回はバッサリと方向を変更
用意した晩のつまみは夏だから、あえてのおでん。
おでんはアツアツだが、たっぷり盛る練り芥子は不思議と涼を呼ぶ。
では久しぶりの
本格、今日の一本。
さつま島美人 35度
長島研醸有限会社
鹿児島県長島町より
しばらく前に登場の
25度の、言ったらグレードアップ版
地元密着の造り酒屋が集まって最上のブレンドを試みる
さつま島美人は手放しで褒めた逸品。
で、この35度、醸造量も遥かに少なく、希少価値もついたもちろんのプレミアだが、
実際は、アルコールの高さがやや高慢か。
味にどっしりと重みは有るが、とにも酒臭い。
米で作った熊本産の武者返しの35度の芳醇さに比べるとやや荒っぽく感じる。
この辺りは原料にも問題が有るのかもしれないし、
一刀両断も出来ないが、飲み比べればやはり25度の通常品に軍配かも。
確かに貴重種を珍重する向きも流行り、
べらぼうな値段の鹿児島芋焼酎なども取引されるが、
ブログ前号に引き続き
最後は自分の舌によりけりってことですな
もちろん人の味覚もその時々ですが