デリバリーロス~ 地産地消と言う鑑



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先日叔父叔母の法事で母の故郷、四国香川の、高松を訪れた
何度も言うよ飛鳥涼ふうに何度も言うけど
本当にいい所、人間も丸くなろうと言う瀬戸内のこの地で、

お邪魔する際、親交を温め中の従兄のお宅に泊めて頂いた夕食の一コマに
かねがね思った思った事の一つ


思考が少々リベラル(左寄り)の人ならば、
ハンバーガーを捨てて、畑の野菜を捥いで食べよう。
のような感覚を持ってるかもしれない。
個人的には帰農、とかネイチャリストに感心する方でない。が
スローフードに否定的ではない

スローフードはイタリアから発した、ファストフードのカウンターカルチャーだと思うけど
ここには地産地消が含まれている
また、日本でも戦前から桜沢如一なる人が提唱した
マクロビオティックにも
一物全体、とともにこの地産地消が発現されている

話しは戻って、従兄は酒にも造詣が深く、高じて
スコットランドも旅した人だが、
この日、香川の銘酒を用意してくれると言う、
ので
こちらも手ぶらでは腰が据わらないから、と
東京から、日本酒販売の名代と言っていい
深川の長谷川酒店で、これはと言うものを用意した
秋田の原酒で、夏物、千本限定の楯野川

迎える高松の凱陣火入れ無しにも引けは取るまい
と思ったのだが、
いざ晩酌となり、
飲み比べると格段の差
凱陣の澄み渡る清涼さに比べ楯野川が少々重い。

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併せて頂いた瀬戸内揚げの、

カマスの塩洗いした開きの焼き物、
またなんと美味な事、まさに極楽とはこのこと。

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(イメージ)


敢えて秋田の酒を擁護するなら
良い物は旅をさせてはいけない。

まして酒は振動で酸化する飲み物、
ワインだって出来た所で飲むならば
1L二百円でも確実に美味い
船に一か月も揺らされれば味はどうしても落ちてしまう

国内の輸送でも
船旅、飛行機で遠く1500kmも移動すれば劣化するのは必然かもしれない

この焼いた魚の味わいも
どんな値段をつけて東京の料亭で出されるよりも
高松川東の一軒家でファミリーとともに頂くそれは
別格の美味さなんだな


呑み助食道楽を自認するけども
美味しい酒、美味しい肴は、
こちらから旅をしないと、本当のお美味さには出会えない。


わたしの生業は物の移動がつきものなんですけど、

地産地消を強くお勧めする
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by c7 | 2015-08-10 12:29 | 家ご飯


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